アンキオルニスは、中国遼寧省の1億6000万年前のジュラ紀後期の地層で見つかった恐竜です。あのアーケオプテリクス(始祖鳥)よりも1000年も前の地層から発見されたほとんど鳥のような恐竜です。長い尾椎があり、胸の筋肉=鶏むね肉が発達するための竜骨突起を持っていませんでした。前肢と後肢に残っていた羽の形は羽軸に非対称に伸びる、いわゆる飛翔ができるかもしれない形状でした。
Anchiornis huxleyi / Photograph by Jakob Vinther
中生代の生物、特に恐竜類を中心に綴っていきます(植物も)
アンキオルニスは、中国遼寧省の1億6000万年前のジュラ紀後期の地層で見つかった恐竜です。あのアーケオプテリクス(始祖鳥)よりも1000年も前の地層から発見されたほとんど鳥のような恐竜です。長い尾椎があり、胸の筋肉=鶏むね肉が発達するための竜骨突起を持っていませんでした。前肢と後肢に残っていた羽の形は羽軸に非対称に伸びる、いわゆる飛翔ができるかもしれない形状でした。