アルゼンチンのパタゴニアにある農場で大腿骨の化石が発見されました。発見当初は大きな化石としか認識されていませんでしたが、発掘が進むにつれてその常軌を逸した大きさが露呈することとなります。なにしろ2.4メートル、500キロという途方もなく大きな大腿骨だったからです。その後全身骨格が発見され、運搬する大型トラックの為に急遽、農場の中に化石運搬のための専用道路が造られたました。
「パタゴティタン・マヨラム」と命名されたこの巨大な竜脚類は、体長36.5メートル以上、重さ69トン以上と推定されました。これは史上最大級の恐竜です。ティタノサウルス類は史上最大級の恐竜がいる反面6mほどの小さな種も存在していました。これはすべての恐竜にも言えることですが、恐竜達が何故このように巨大化することができたのか、その答えを導く手がかりが見つかるかもしれません。
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